買って読んだらおもしろかった本の話 #2

どうも、ゆきひらさぎりです
自分の名前で検索してもいまはなきTwitterやカクヨムのページしか表示されないので記事内で名乗ることにしました
わたしの名で検索をかける人間がそもそもいないでしょうが
さて今回は本です


『イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」』安宅 和人

いろいろな検討をはじめるのではなく、いきなり「イシュー(の見極め)からはじめる」ことが極意だ。つまり、「何に答えを出す必要があるのか」という議論からはじめ、「そのためには何を明らかにする必要があるのか」という流れで分析を設計していく。

安宅 和人『イシューからはじめよ-知的生産の「シンプルな本質」』kindle版

問題はまず「解く」ものと考えがちだが、まずすべきは本当に解くべき問題、すなわちイシューを「見極める」ことだ。ただ、これは人間の本能に反したアプローチでもある。詳細がまったくわからない段階で「最終的に何を伝えようとするのかを明確に表現せよ」と言われたら、きちんとものを考える人であればあるほど生理的に不愉快になるだろう。よって、「やっているうちに見えてくるさ」と成り行きまかせが横行するが、(多くの人が経験しているとおり)これこそがムダが多く生産性の低いアプローチだ。あるいは「やらなくてもわかっている」とイシューを見極めるステップを飛ばすことも同じように失敗のもとだ。

安宅 和人『イシューからはじめよ-知的生産の「シンプルな本質」』kindle版


きちんと課題を設定できていない、見極められていない場合はもちろん、作業をつづけるなかで、時を経るなかで目的がぼやけたりぶれてしまっても徒労になりかねません
失敗をデータ収集の一環とすることで”成功しないやり方を発見した”と考えることもできますが、人生は有限です
そもそも目的地がはっきりしていない、道草をくってしまう、脇道にそれてしまって結果迷子になるといったことをいつまでも繰りかえしていると誰だって辛くなるでしょう
なのでまず本質を捉える
再確認する
意識しつづける
効率よく成果を出してゆきたい人間にはよい本だと思います

『狙撃の科学ー標的を正確に撃ち抜く技術に迫る』かの よしのり

国民が銃の使い方を心得ておくことは民主主義の基礎です。

かの よしのり『狙撃の科学ー標的を正確に撃ち抜く技術に迫る』kindle版


”はじめに”の ↑ で笑ってしまったのでこれは良い本です(?)
読みこむと狙撃や銃に関する知識が相当量蓄積されますが、経験者には物足りない、情報が古いという評価も見られます
入門書という位置づけが適切であるのやもしれません
たまの挿絵が良い味をだしていますね
Primeビデオ(他サービスにもあるかもしれません)の『究極の対決!世界の凄腕スナイパー』をあわせて視聴するとより楽しめるでしょう

『辺境メシ ヤバそうだから食べてみた』高野 秀行

アジア・アフリカを中心とした辺境地をかれこれ三十年、旅している。普通の日本人が口にできないようなものや、口にしたくもないというものも食べてきた。
じゃあ、いったいどんなものを食べたの? と言われて返答に躊躇するのは、記憶に残る代表的な料理や食材を挙げていくうち、「ゴリラの肉」と言うと相手が驚愕し、全ての会話が止まってしまうから。以後、何時間話しても私のことは「ゴリラを食ったやつ」としか認識されない。

高野 秀行『辺境メシ ヤバそうだから食べてみた』kindle版


文字や写真、映像にすぎないとしても極大化された食の可動域の持ち主の体験をなぞることは世界の広さだとか自己の小ささだとかを感じられる良い機会であるように思います
いわゆるゲテモノ食いということで苦手な人は読まない方がよいでしょう
「アマゾンのおばさんがイモでつくった口噛み酒」はまだしもここに書くことをためらうようなものも多数食べておられます
すげえな
というわけで気になる人はどうぞ
読み物としてはこれはもう大変におもしろいです

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