作品

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非我の隨に #3

576.02.07 むずかしいことをむずかしいかおでむずかしがってわたる朝はおわりを感覚しませんですから好きですとぼくは言いたかった書きたかった書いていたの吐きたい、陽はうずまいて肥大するのでした死に似るのでした死にかけのあたしむせ...
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非我の隨に #2

576.02.06 再現性といったものの完全に損なわれた以上、似てでもちがった今日とか明日のくりかえされることはもはやない。この時間だって一度きり、どうしたって次なんかない。とは言いきれない。だったらいいけどそういう感じはしない。月...
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非我の隨に #1

576.02.05  未明の沙塵は碧く、ふたしかさのそればかり滲むふうで視界にやかましい。まだ薄い星辰の零れおちてひさしい夜。再奏され、あわいを歪めるはたから朽ちゆく夜。終わらないのか。終われないのか。もとよりなかったものなのか。わ...
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Campanella

にじんでにじんで消えないままならうるさい訊かれもしないの私は丹の手をかかげたかっただけであったのかもしれない誰一つ足りないで世界きり、ひとつっきりでもあなたのためにはたりないつたないわたしはわたしをこぼした部品を水みたく、流れてく、透明、...
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2021年6月の記事まとめ

制作 本と音楽 日記
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『Embrace』

循環したいのあたしたち言葉をさがして揺らめいて振れればつたない星星刮いでうるさがっていたいの痛がって、いつでも運行表ごとかすめとってしずかな兆しにあまい愛を零しましたどうして?そうしていつまで覚めない花蕊でかぞえられていられましたどうして...
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『テオーリア』

私わたしのつたない重力じゅうりょくのひかりのさき、どこかとか見みえないで隨まにまにたゆたう弧線こせんとか歪いびつさ知しりたいふうでも目覚めざめやしないの世界せかいはとっくに終点しゅうてんで滲にじんでかすれたゆびさきばかりをかさねる季節きせ...
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『花束、瀬瀬と白紙』

私は私を選べもしないで夜だけつめたい透明の、遠浅、ゆびさきばっかり感情みたいと季節の零した沙だかみたいと思っておもうの想うだなんておもうの私、えらべないで私はおもってばかりでいたいの想っていたいのおもって 愛とか融ける ふうでも解け...
ニニと神さま

『ニニと神さま』#7

 意味なんて無いって思ったの。 ずいぶん昔に取りこぼしたきり記号は記号で線とかで、わたしはわたしで熱とか音とかすてきな色とかそればかり、好き、だとか、書いてた。「と思うんだけど」 どうだったかな。なんて、書いてた? と思うんだけど、どうだ...
ニニと神さま

『ニニと神さま』#6

 うつむくふうでもかすかな夜の滲みだすようなカフの輪廓だった。 一年むこうの静けさの、掠めてかえってうるさいくらいがやさしさだなんて腑に落ちて、歩けば拙い四法の辺を、踏み消せないままわたしたちは描いていたい。描くなら、白とか灰なら指切るは...
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