とにかくはじめる、しばらくつづける. 『圕の大魔術師』がよい.

いろいろやるなかで道というものが見えてくるもので、やってもみないで囀ってなんていたってわたしの世界はひろがらない、どうにもならないもので、ということにどれだけはやく気がつけるか、ということが重要だったりするじゃないですか、そこがわからん状態で今日とか明日を過ごしてしまっているとその時その瞬間をそれなりにたのしめたとしても長期的には苦しくなってくる、生きづらさが増す、生きのびるなか、どこかの時点で残り時間を意識しはじめると思うんですよ、老いと対峙せざるをえなくなる、身体能力とか思考能力とか認知能力とか、影響をうけないということはない、そうしたなかでいま何をするか、どこに向かうかということを考えるようになるんです、考えなくても安逸に暮らせるのが理想だとは思います、世界全体がそちらに向かってゆけたならばよかった、でもどうやらそうでもないらしい、一部のひとたちのおかげですばらしい体験ができる、そのような機会こそ持ちうるものの、そうでなさが夥しく跋扈しているのが実情で、だから個人個人の在りたさ、、、、がたやすく実現する時代が来るとしてもまだまだ先の話でしょうし、それまでは銘銘が自分でなんとかするしかない、せざるをえない、となると動かないという選択はありえない、わたしのなかではな、ただおなじように考える人間同士が協力してよりよい状態環境をつくりだすという流れもあるはずなので、抵抗が無ければ身を置いてもよいでしょうね



せっかくはじめてもすぐやめてしまってはあまり意味がなくて、だってそうかんたんに底の知れるものではないという場合が多多ありますから物事に触れるってそんなにしょうもなくはない、だからしばらくやってみる、たしかめてみる、自分がそれをおもしろく感じられる側の人間なのかどうかを、おもしろいかどうかをたしかめるのではないですよ、おなじものでも人によって感じかたがちがうんですから、たとえば他人がどう言ったとか、きっかけとしての働きはあってもわたしがどう思うかまでは左右しないしさせるものでもない、一時的に騙せても、たぶんいずれは反動が来るでしょうし、そこまでおおきなものでなくともどこかで疼いていますよね、自分のものでないものを自分のもののように振りかざしていたって当の本人が嘘に気づいているんですから、最悪破綻する、なので率直さを手放してはならないように思います、それを好きなわたしだとかありたいわたしだとかいったものを捨ててはならない、そうしたものを抱えつつ、ひたすら何かに取りくんでみる、ということを繰りかえすうち、培ったものの一つひとつが結びついて無二の領域に至るやもしれない、わかりませんけど、でもやる価値はきっとある、なぜって、たのしいからだよ



ノイズキャンセリング機能のあるヘッドフォンかイヤフォンを買うつもりでどれにしようか検討しているのだけれどもAnkerでいいかなLife Q30とか、お値段なりの性能らしくだったら十分だろうと外で使うことも無いしどうせ俺の場合はと思っている

 いい仕事ができてよかったと思いながら長い階段を降りていく気分は、格別だった。私はいつも一つの区切りがつくまで仕事をつづけ、いったん切り上げるのはストーリーの次の展開が頭に浮かんだときと決めていた。そうすると次の日も仕事をつづけられる確信が持てたからである。だが、ときには新しい短編にとりかかっても、先に進めない場合がある。そういうときは暖炉の前にすわって小さなオレンジの皮を絞り、汁を炎の先端にたらして、青い炎がはじけるさまを眺めてすごしたものだ。立ち上がってパリの街の屋根を眺めながら、こう自分に言い聞かせたこともある──”心配しなさんな。おまえはこれまでちゃんと書き継いできたんだ。こんどだって書けるさ。やるべきことは決まっている、ただ一つの真実の文章を書くこと、それだけでいい。自分の知っているいちばん嘘のない文章を書いてみろ“。で、私はどうにか一つの真実の文章を書き、そこからまた先に進む。あの頃、それはさほどの難事ではなかった。なぜなら、自分の知っている事柄、見たことがある事柄、他人が口にするのを聞いたことのある事柄を表現する真実の文章は、必ず存在したからである。もし書き出しが妙に凝っていたり、何かを紹介するか提示するような調子になっていたら、そういう凝った渦巻き模様や無駄な装飾は潔くカットして投げ捨て、最初に書き記した簡潔で平明な文章に立ちもどっていいのだということに、私はすでに気づいていた。とにかく、自分のよく知っている事柄一つにつき一つの短編を書いてみようと、あのホテルの部屋で私は決めた。書いているときにはいつもそのことを心がけていたのだが、それは有益で厳しい修行になったと思う。
 いったん書くのをやめたら翌日また書きはじめるときまでその作品のことは考えないほうがいい、ということに思い至ったのも、その部屋で修業を重ねているときだった。そうすることで、目下の仕事のことは自分の潜在意識に受け継いでもらい、私はその間、他の人たちの話に耳を傾けたり、森羅万象の観察に努めたりすることができるだろう。学ぶことができるだろう。そして目下の仕事のことを考える余地がないように読書をして、しばし仕事から手を引くのだ。いい仕事をして、それも、不断の努力に加えて幸運をも必要とするような仕事をやりとげて、階段を降りていく気分は格別だった。そのあとは、パリのどこを歩きまわろうと自由だったのだから。

アーネスト・ヘミングウェイ著 高見浩訳『移動祝祭日』p.23-25

昇降式の机もあると助かるんだけど仮に手に入れるならばいま使っているばかでかいやつを処分しないといけない、骨が折れる、しかし床に座りこむ状態を主とするのも長期的に見てよろしくない、立ってもだいじょうぶなのにしたいですね



YouTubeはじめるのって今さらじゃない、最近だと音声に人が流れているし将来的にはxRでなにかしら起きてゆくはずで、xRに関してはまだ普及しているとは言い難いけれどももうちょっとしたらおもしろくなってくる、で、なってきて、自分もなにかしたいと思ったとき、結局は基礎となる能力が求められるわけですよね知識や技術や見せかたとか宣伝とかいろいろと、そこはやっぱり磨いておかないとどうにもならないまま埋もれる可能性が高い、とにかくやってみるってのは実践を通して卓抜しうるからで、もちろん絶対に上手くやらなきゃならないというのであれば事前の準備や研究が必要でしょうがそうでないかぎりは軽率に踏みだせる、なんにしたって自分にとってのよい今日をおくるのが大切なのでそうしたいねって話です、よい今日の積みかさねのさきにこそよい人生というものが結ばれうるので知らんけど

かろやかでしなやかでじつによいとおもった



泉光著『圕の大魔術師』kindle版一巻が期間限定で無料だったので読んでいるのだが偏執的なまでに描きこまれた絵だけでも見る価値があると思うしそれだけじゃなく内容もよかったりするので推す
表題にあるとおり圕(図書館)とか本(書)とかいったもののあれこれがハイファンタジーの世界で語られるんだけど主人公が貧民街に住む耳の長い、、、、男の子で出自のために図書館が使えないというろくでもない状況からおはなしがはじまるんだよね
いじめられつまはじきにされそれでも我慢し勉強をつづけ、図書館に忍びこんでは盗み読む物語に喜びを見いだし暮らしている、とかそんな導入、が、ある日憧れの地である本の都”アフツァック“から司書カフナたちが訪れ……と、そっから展開してゆくみたいでこれはつづきを買ってしまいたくなるなどうする
本にまつわるあれこれや司書の業務やら読んでいてたいへんにたのしい、好きならダウンロードして損はあるまい
いつまで無料かは知らないぜ
試し読みもあったので置いとく

図書館の大魔術師/泉光 第一話「みにくい耳長の子」
図書館の大魔術師/泉光 第一話「みにくい耳長の子」 - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ

『獄中シェイクスピア劇団』がおもしろそう
シェイクスピアを現代のベストセラー作家が語りなおすという企画らしく、今作では『テンペスト』が取りあげられている
著者はマーガレット・アトウッド、訳者は鴻巣 友季子
未読なのでまずは『テンペスト』からだねえ

語りなおしシェイクスピア 1 テンペスト 獄中シェイクスピア劇団 | 集英社 文芸ステーション
語りなおしシェイクスピア 1 テンペスト 獄中シェイクスピア劇団 のページです。集英社 文芸ステーションは集英社が刊行する文芸単行本の公式サイトです。新刊の内容紹介、試し読み、インタビュー、書評、エッセイ、関連情報など、作品と著者についてより深く知るためのコンテンツをお届けします。ここでしか読めない小説、エッセイなどの...

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