呉 明益『複眼人』が気になっている. 古賀史健『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』を注文した.

雑記

「こんな小説は読んだことがない。かつて一度も」ル=グィン(ゲド戦記)

〈台湾民俗的神話×ディストピア×自然科学×ファンタジー〉
時に美しく、時に残酷な、いくつもの生と死が交差する、感動長編。

次男が生きられぬ神話の島から追放された少年。自殺寸前の大学教師の女性と、山に消えた夫と息子。母を、あるいは妻を失った先住民の女と男。事故で山の“心”に触れた技術者と、環境保護を訴える海洋生態学者。傷を負い愛を求める人間たちの運命が、巨大な「ゴミの島」を前に重なり合い、驚嘆と感動の結末へと向かう――。
人間と生物、自然と超自然的存在が交錯する世界を、圧倒的スケールと多元的視点で描く未曾有の物語。

KADOKAWA公式サイトより引用
https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/9/viewer.html?cid=22676f22-3599-4c43-84b8-b384cc664278&cty=0&adpcnt=7qM_Nkp

原著が2011年発刊で日本語版は今日発売されたみたい、↑で試し読みができるがそれほど分量があるわけではない



異世界をハンググライダーで飛ぶゲームだそうな
5月3日から早期アクセスがはじまるみたい

気持ちを切りかえてゆきたい、昨日とちがう今日、今日とちがう明日、自分が変わらなければなにも変わらないってあたりまえのことをもっとちゃんと意識しておきたい

インクの世界は広くて深い、そしてブッコロー、相変わらず目がイッてる



古賀史健著『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』は表題がよくて反射的に買ってしまった、取材・執筆・推敲、シンプルでよい、とどくのは数日後だと思う、Amazonの商品紹介にも力が入っていて引用とかいろいろあったのだけれどもそれは注文後に気づいた、500頁弱あるようでたのしみ

Fujisanで『季刊エス』を定期購読することにした

季刊エスは昔買ってたんだけどもうずいぶんとご無沙汰で、ついさっきなんとなく存在を思いだしてまた読んでみようと頼んだのだけれども最新号の特集が『エロティシズム』で「お」となった、なんとなく強調された表紙だなと思いつつ注文したあとにそう書いてあることに気づいてなった「お」だった、なにか発見があればよいと思う、なければ解約する

季刊エス・SS公式サイト
季刊エス・SS公式サイトは、雑誌「季刊エス」「SS(スモールエス)」に関連する情報やコンテンツを中心とした、ストーリー&キャラクター表現、イラストメイキング&投稿の総合サイトです。

「言葉とか、いろいろ、つらくないですか」
 かたことの英語でたずねつつ、チャーリーブラウンの弁当箱をひらく。ふたの上に、ぽとん、と枝から毛虫が落ちる。葉桜の季節だ。
「少しね。でも島には仕事がないし、日本で英語の先生になれたらいいなと思っているんだ」
 購買のカツサンドをほおばりながら、ユーリ先生が言う。
「じゃあ、先生はずっと無職?」
「いや。賭博場で働いているよ」
 ユーリ先生はお尻のポケットから手帳をとりだすと、カードのようにページをめくって一枚の写真を引き抜いた。横から覗きこむと、そこにはオホーツクの見なれた風景が写っていた。
 人は生まれる場所を選べない。自分も炭鉱の町に生まれ、知らない土地をめぐるうちにすっかり小さな実存主義者づいて、よわい九つにもなると、山も谷もない吹きさらしの原野から、ソ連の監視船がゆきかう海をはるか遠くにながめては、なぜ自分はここにいるのか、なぜ自分は生きているのか、と考えない日はなかった。
 不条理という言葉を覚え、ふしぎな親しみを感じたのも同じころだ。この世界しか知らないのに、別世界をさまよっている感じがぬぐえなかったわたしに、その言葉はかすかな、それでいてゆるぎない光をもたらした。そしてその光へといたる道に咲きほこる孤独と郷愁、詩と思弁、狂気と笑いといった花々の香りを、すでにおわったできごとのように回想した。ところが──
 キーン、コーン、カーン、コーン……。
「あ」
「行こうか」
 ユーリ先生が立ち上がった。わたしはチャーリーブラウンの弁当箱を袋にしまいそのあとを追った。ユーリ先生と別れ、教室にもどる途中で水飲み場に寄り、手を洗うために蛇口をひねった。
 冷たい水がわっといきおいよくほとばしった。
 水しぶきが織りなす六月の光と虹。ふいに胸の中から、だが虹は不死身である、不条理の世界においてさえも、という声が聞こえた。

小津夜景著『漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日』p36-38

昔ベースを弾いていたころ練習した楽曲にRed Hot Chili Peppersの『Warped』があったんだけどMVこんなんやったんかい

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