“星の海に酔って”.

雑記

『星旅少年』、とてもよい

星旅少年 | PIE International
大好評発売中『坂月さかな作品集 プラネタリウム・ゴースト・トラベル』のシリーズ作品となる新連載がいよいよスタート! (...

流体する言語.

とどまることなくめぐるもの、ゆきさるものとしての言葉を私は好きなのだと思う
記録も記憶も叶わない
あったかもしれない、なかったかもしれない言葉をそればかり夢見てまどろんでいたいだけなのかもしれない


何の意味がある、と思う
ここで、こうして文字群を
私に基づくなんらかの配列を残す行為に何の意味があるのだろう
何の価値がある
誰にとって
僕にとって


あってほしいのだろうか
無くていいのだろうか
答えは知らない
知る必要がないのだろうか


もうずっとなんにもわからないで不確かな今日をくりかえしている
そうじゃなかった?
そんなふうな私を私は選ばなかったろうか


流体する言語
流体する私
私の知れないわたしの言葉、言葉、言葉


海に似ていたい?
立っていられない
酔うくらい
満ちていられたら

私は私で他にどうラベリングしようもない.

自分自身になるってことは既存の尺度を逸脱した何者かになるってことじゃない?
誰がなにを語りうるというのだろう私のなんにも知らないくせしてわかったふうにって思ったんじゃない?
拾いもののものさしで他人を殴りつけるなんてたやすい生きかたがしたいだなんてどうしたって思えなかったんじゃない?
押しつけられても蹴飛ばして私はこの手を伸ばすしかなかったそうして掴んだたしかさだけがこの身のどこかでしずかに熱を持つ
誰が、お前を、どう語りうるって?
誰が、私を、どう語りうるって?
わたしはわたしでけっしてはかられなんてしない

真っ当さから外れたさきにはあらかじめ不当さが用意されている.

引かれた線から引かれた線へと移行しただけはみだしかたすら握られているのが現実でだからこそ何者にもならない私にしかならないなりえないなりたくないということになるのであって、どうしようもなく私でしかないものをそこらの鋳型に押しこめたところで畢竟罅割れ破綻する、高いところの空気を吸わねばならない場所をつくるということは居場所をつくるということはそのために必要なのかも知れないわたしはわたしでここにいる、孤高ゆえ

つきあう相手は選びます.

相手にあわせて周りにあわせて自分をどうにかしなくちゃならないとかそれはもう害悪以外のなにものでもないので僕はたちきりますね、即座に、邪魔だもん


大事なのはそうして空いた手を自分自身や自分が好きな誰かや何かのために使うことで他に理由なんかいらない
基部はどこまでも単純に、平坦で美しく保つのがよい


ぎうぎう詰めこんで風だって通らない私なんか抱えこんでどこにだって行けやしませんよ

わたしにわたしのなにがわかるんやろうか.

わたしがわたしについてほんとうにわかっていることなんてごくわずかなのかもしれないし、ひょっとしたらひとつだってないのかもしれない


でもそうした不明瞭さとか曖昧さ、定まらなさや選べなさこそが「そうでなくてもいいわたし」「そんなふうにいなくていいわたし」をいつでもどこかに漂わせてくれているようにも思う

世のほぼすべての人間のことを俺はどうでもいいと思っているがだからこそ適切な距離をたもちつづけられるのではないか.

ひとはひと、自分は自分で問題ない、というかそこからはじめないと歪さのいずれ致命となりうるもので、実際そうした見誤りがしんどさを招くってな経験を俺はいくつもしてきたので、だから配慮を装った自衛とか訴求とかいった道がもはや眼前に無い、消えた

よくわからないものを書いているときの自分の文章表現について一分程度考えたのだが.

最初、語から想起されるイメージ同士を接続しているのかと思ったのね、でもそうじゃなかった
「感じ」を繋いで文にしている
いわゆるクオリアってやつ
あのなんか変なやつを繋いでいる
意味でも像でもなく、語が持つ「感じ」を使っている

コメント

タイトルとURLをコピーしました