Prime Readingにあった『書店員 波山個間子』を読んでいる.

書店に務める娘さん(波山個間子)が主人公なのだがたのしい
わたしは一度もブックアドバイザーという存在に遭遇したことがなく、引いては書店員さんに質問したことすらないのだが、なんやかんやあるらしい職種ということくらいは知っており、そのなんやかんやの一端らしきものの垣間見られる漫画であるように思われて、だからよかった、登場するのはすべて実在の本であり、興味の幅がひろがるところもありがたい、実際まだ二話までしか読んでいないのにもかかわらずすでに「向田邦子」「紀行文」という気持ちになれている、「紀行文」の気持ちが特につよいが「向田邦子」もいずれ書棚に加えたいと思う、店長の適当さはわたし自身にも通ずるところがあり、波山個間子の読むという行為への傾倒具合は心地よく感ぜられる、まだ二話までしか読んでいない、読んではいないがだがしかし読んでいるということをここに書き記したいと考える程度にはよい漫画である、著者の黒谷知也氏が自身のnoteで一、二話を公開しておられるので未読のかたは覗いてみてはいかがか、Prime会員なら無料?で二巻まで読めます

『書店員 波山個間子』1、2巻を期間限定で全ページ公開します①|黒谷知也|note
現在、全文の無料公開期間を終了し、冒頭をお試し読みとして公開しています。(2020年04月02日追記) 早速マンガを読むぞ、という方はこの冒頭の文章は飛ばしてスクロールしてくださって大丈夫です。 以下に少し、公開した理由を書きます。 (こういった試みは数度目ですので、ほぼコピー&ペーストです。) ちょっとしたお...



生産しないとはじまらないという感覚を持つひとは多いかもしれない、僕自身労働や消費を通して満たされた瞬間などあったためしがないし、いつでも以降、、を考えている、生来の気質、癖のようなものかもしれない、わたし無しでは成立しえなかったなにか、しえないなにものかとの関係がこの身を駆動することによってのみ構築されうる以上、立ちどまることはできそうもない、とはいえ手の特段はやいわけでもなく、というよりむしろ遅く、右往左往している時間がほとんどであり、ひらめきの必ずしもかたちをとるわけではない、実際のところ失敗も多い、しかしそれでも制作のたのしみを手放すことはできない、自分でなければ想像しようのない、されようのなかった事事のたしかな手ざわりを感じていながら、それを無視できるほどぼくは無欲ではないのだ、望みもするし、求めもする、退屈とはついぞ縁がなさそうである

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