日日の切れはし:20201005

ゲーム

どうも、ゆきひらさぎりです
亀井千歩子『塩の民俗学』に歩荷ぼっかの記述があった
歩荷は物資の運搬を生業とする人のことで、元元はカチニと読んだそうだがいつからか変わったらしい



歩荷の呼称は主に福井県、富山県、飛騨山中や信越地方を中心に用いられており、他に新潟県と山形県を結ぶ地方の「ショイコ」(背負子からきたと思われる)、東京は三鷹、連雀町の「連雀衆」が存在し、それぞれ運搬を業としていた(糸魚川市の根知では、レンジャクとは背負縄のことをさす)



道具から来た呼称かその逆か、定かではないがとにかくそうした者たちがいたわけで(歩荷は現存する。コジマプロダクションの『DEATH STRANDING』で知った人も多いかもしれない)、商業の発達に大いに関与したそうだ
山間地帯と海辺をつなぐ交易の先駆者ともいえるらしい

【ゲームさんぽ】歩荷の人と背負うデス・ストランディング 1話 荷造り〜出発編【DEATH STRANDING】
KOJIMA PRODUCTIONS
From Sapiens to Ludens.

なんだけど、活動は冬がメインだったようで(他は牛のちからを借りた)、それだけでもかなりの危険が伴う職業であると想像できる
ただ荷には塩も含まれていたらしい



歩荷が活発に行き来していた頃となるとその価値の現代の比ではないわけで、ボッカ(さま)と呼ばれたり、道であったら必ず譲る決まりのある地域が存在したり、役割の重要性も相当なものだったのではないだろうか
彼らが来ないと枯渇してしまうとか、そのレヴェルで



現代の歩荷さんは山小屋への運搬が主流なんですかね
特別高額の報酬がでるわけでもないそうなので、元元山歩きが好きであるとか、なにかしら適性と呼べるものがあってはじめてつづけられるものなのかもしれません
ぼくは…ちょっと怖いかな

↓は『YAMA HACK』さんの記事

【独占取材】謎多き"山の鉄人"!? 歩荷(ぼっか)さんのヒミツに迫る|YAMA HACK
皆さんは「歩荷(ぼっか)さん」って知ってますか? 登山しているときに、段ボール箱など山積みの荷物を担いで歩いている人に出会ったことがありませんか? そう、その人が「歩荷さん」です。実は、「歩荷さん」は山小屋の運営、ひいては私たち登山者にとってなくてはならない仕事なんです。そこで今回は、尾瀬で活躍する若手の「歩荷さん」に...

コメント

タイトルとURLをコピーしました