『花束、瀬瀬と白紙』

私は私を選べもしないで夜だけつめたい透明の、遠浅、ゆびさきばっかり感情みたいと季節の零した沙だかみたいと思っておもうの想うだなんておもうの私、えらべないで私はおもってばかりでいたいの想っていたいのおもって




愛とか融ける ふうでも解けて
いなくなってどうやってどこでどうしたらって訊く
愛とか溶ける ふうでもとける 
いなくなってなんにだってもうかえらないって聴く




重力、彗星と
始原の線でもこの目にとらえていつまでだろうと再話する
終わったらしいよなんでも終わっていつかはしずかでまだ好きなんかじゃなかったきみのことばっか思いだしてるのってどうして、どうしてってだれにきけばいい、あたし、どうすればよかった




なんにも残っていないならって、さびしい?
期待するののこらないであたしいなくなってきみだけいればよかったってうたうみたいに睡るのもういい?
もういい、もういいの祈ってそんだけ祈ってそんでもそれでいい?




春とか永遠そらごとだなんてあたしはひとりで信じてばかりで端末と全天、むこうがわ、知らない視界と流れこんだ無際限になるの結いつけて、きれいで、あたし、あなたと最後までって言った、そうだね、言いたがりだってあたしは言って、すべてが終わってなんでもないふりたしかな数式[astrolabe]とあまねく聲だけ描いてそれからねえって、ねえ、あたしね、何度だって返して、淡く咲いてまだつめたくともひかりのほうがいいってあなたに、あなただけにおしえたかった




ひかりのほうがいい
つめたいほうがいいの
さめないほうがいい
ひかりのほうがいいよ

コメント

  1. […] […]

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