『私、〇〇』

〇〇ってのはそのまままるまるって読んで、まだ名前がつけられていないからそういう感じなんだって、なんとなく気に入ってるし別にいんじゃねえかなあってユリカと話しながらいま登校してる学校行くので毎日、なんとか市立かんとか小学校って先生は言ってた昨日のことです何度目の昨日のことかはわからんけれどもとにかく何度目かの昨日のことです伝われ、先生は自分のことを先生だって言いはってるだけのただの木偶かもしれないってウワサがあって、うわさ話たのしい?「たのしいねえ」ユリカは大抵満面の笑みでご満悦感すごいんだけどそのへんが好きってお母さんにわたし毎日言ってる「軽薄よお」ってユリカにはたしなめられるんだけどね、でもね、今日も言うんだよね、帰ったらまっさきに「ママぁ私ぃユリカぁ好きぃって言ってぇ」ってママに言われてそんでしかたなく、あのねーたしなめられるってのは窘められるって書くんだけど書いたことはなくて、ほら、なんかいるじゃん端末に、全員持ってるあれ、あれに話しかけてオッケーみたいなそんなんで怠惰〜とか虚無ってるのよおててがね、かわいく、おててってかわいいよねことばの感じのかわいい感じが果てしなくかわいいよねおててってて! いいよねー!って思っててユリカが思ってておててってるってどういうことなん私はどうでもいいかな「ついたよ」校門は閉ざされているバカなんか?「かもしれん」ユリカからなにかが照射されて前が全部溶けて私たちはさっそく帰ることにした、「義務から放たれた気分は」って訊かれてユリカに「うおー」って答えたんだけど待ってそれ言葉あってる? 放たれたとかいう? 知らんけどさあまあとにかく放たれました私たちはそしたら「〇〇らしいね」ってユリカはねこを撫でながら瞬きの練習成果を見せつけてきてなにが? よくわからんけどとにかくうおーってなってる感じなのが私って言いたいんだろうなって夜、お母さんはご機嫌で、そうだなユリカの二乗くらいご満悦でしたっつー夢を毎晩自動的に見る装置があるんだけど人気はない支持率は低く一種安定していてそれはそれでいいじゃんなんだけどあんまり利用者いないからさびしい、一般開放意味あったこれ、どうなのパパ!「わからん」わからん! パ=ファッキンお花畑野郎=パはいつでもいたって平穏だけれど隠れて何かやってる感あると思う他はいいのにやばさだけが隠せてないっつったら雰囲気わかる? においとかはしない馬鹿じゃないからでもママのことは大事にしてるしそこは評価したいね、ねこの次くらいには大事にしてるよね? 車のキーと同じくらいには大事にしてるよね車本体じゃないっつってんだろがキーが好きなんだってまだあるんだ物質としてのキーってまだあるんだよ、えーおやすみのまえにはユリカからメッセージが来ます「きょうもえらかったねまるまる」ユリカのなかでは私はまるまるなんですね、私の内部のユリカのなかでは〇〇だというのに! だというのに!って言いかたなんかわらっちゃわない? わらわんか、わからんか、だれもなんもわからんな知らんもう、で、おふとんなんだけどこれ言っちゃえばなんともかんともな柄でしてかぶるとめっちゃくちゃにめまいがするわけしたわけ、はいということで朝になったわけなんですけどなにが起きたの私にって質問には誰も答えてくれないわけでして要は先生は死んだ、ユリカのなんかすごい光でどろどろんなって昨日の話です昨日だっけ憶えてる昨日ってなに? 想像したら急速に尊さ増してきたんだけどわかる? わかんねえよなあヘドロだもんなああいつは、もはや、しっかしほんとにわかんねえななにもかも「おはようさん」学友のユリカと学校を再建しようって話をしながらまたもや登校中なんだけど目的地もうなくない?「ルーティンだからなあ」やめると気持ちわるくなっちゃうあれか〜わかる~習慣化〜とりあえずわかる感だしとくし見習っていいと思う~私たちはピンク色のどろどろを回収して先生っぽく成型したよね思い出みたいに語っているけどいまこの瞬間もおててはあ、あ、あ、おピンクカラーでマジで、マジでひでえ、「ありがとう」そう言って先生は帰っていきました、たぶんめでたい「じゃハッピーエンドってことで」うん、おわり、ばいばいユリカ

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