『ニニと神さま』#2

「ゆめみてた」
「どんな」
「ニニのゆめ」
「カフの夢」
「かみさまのゆめ」
「きれいな、夢」
「ほしの、まそらをわたるゆめ、こころのたしかなほとおりの、ゆびさき、さいはて、ともしびの、えいえんみたいにゆらめいて、ながく、ながく、おわりのかけらもないみたく、さめないいまさえつづいてる、おもいでひとつもきえないで、きれいで、きれいで、ふたしかで、ねえ、ニニ、できるといいね」
「もう一度」
「なんどでも」
 世界のへし折れる、音がする。

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