文字を追い、暮らす旅.

結局のところぼくにとっての読書のたのしみとはぼく自身でなければぼくではない誰かによって書かれたことばをたどるという行為そのものにあるのですね、読んでなんになるとかいったこと、意味とか価値とか役立つとかいったことは問題ではなくただ読むのがた...

【2021年】今月気になった本【10月】

呼吸の科学 石田 浩司著 中国文学の歴史 古代から唐代まで 安藤 信廣著 漢方百物語 田中 寛之著 波止場日記 労働と思索 エリック・ホッファー著 田中 淳訳 ...

Prime Readingにあった『書店員 波山個間子』を読んでいる.

書店に務める娘さん(波山個間子)が主人公なのだがたのしいわたしは一度もブックアドバイザーという存在に遭遇したことがなく、引いては書店員さんに質問したことすらないのだが、なんやかんやあるらしい職種ということくらいは知っており、そのなんやかん...

本は買わない、しばらくは、とつよく思っている.

でないとついつい注文してしまう、さっきもあやうくミシェル・レリス『幻のアフリカ』を買うところだった、そしてまだ「買ってもよいのではないか」という気持ちでいる、よくない、あぶない、よくない、いや、そもそも知らなければ欲しいとも思わないのだか...

新作は異界の詩人による手記.

表題は『非我ひがの隨まにまに』、数字は、年.月.日、を示しており、日記的に進行させるつもりでいます、設定は最低限、あるかなしかといった現状で増えるかどうかもわかりません、そもそもつづくものかが定かでなく、などと言ったそばから書きはじめる可...
作品

非我の隨に #2

576.02.06 再現性といったものの完全に損なわれた以上、似てでもちがった今日とか明日のくりかえされることはもはやない。この時間だって一度きり、どうしたって次なんかない。とは言いきれない。だったらいいけどそういう感じはしない。月...
作品

非我の隨に #1

576.02.05  未明の沙塵は碧く、ふたしかさのそればかり滲むふうで視界にやかましい。まだ薄い星辰の零れおちてひさしい夜。再奏され、あわいを歪めるはたから朽ちゆく夜。終わらないのか。終われないのか。もとよりなかったものなのか。わ...

軸となる設定があると書きやすかったり逆に書きにくくなったりもする.

ということを『spherules』を書いたときと『ニニと神さま』を書いたときとのちがいで感じた、現行のspherulesは実際書きづらく、誰ともつかないわたし・・・の言葉をふわふわとさぐりつつなんとか定着させる感じがある、しかしニニで用い...
spherules

Campanella

にじんでにじんで消えないままならうるさい訊かれもしないの私は丹の手をかかげたかっただけであったのかもしれない誰一つ足りないで世界きり、ひとつっきりでもあなたのためにはたりないつたないわたしはわたしをこぼした部品を水みたく、流れてく、透明、...

設定を考えるのってたのしいんだよね.

漫画を描いていたときゲームをつくっていたときキャラクタ一人ひとりの名前から外見から生立ちからなにから一日中唸って詰めていっていたんですよね、おもしろかったから、月並みであるとかひょっとしたらね、そういうこともあったでしょうみんなが気にいる...
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