『Turn』

水音のゆれるふうに反射する
言いあらわすにはまだ遠い、ちいさなあなたはひかりのとけだす日と月を、その手にかかげてねむりたかったのかもしれない
ねえ、わたしのことばはあの子の呪いになりました
わたしの祈りは代償を
おさなさひとつをひきかえに
つめたさ描いたふたりきり
たしかな時間を奏でたかったのかもしれない


かんがえないでおもわないでそれでも好きでいるんだよ
とどまらないではじめないでそんでも好きで、ただ好きで
おんなしみたいにやわらかでいたい
わたしを見ないでわたしはわたしでいたい
のぞきこんだ星のこぼれおちて甘くふくむ昨日に咲いていたい
こんなにもあわくつづけたいの呼吸ばかり満たして、どうして


おもえなくておぼえなくてそのくせからからとやかましいことのそんなんだから生きてゆける
あなたのどこかはわたしのどこかでまもりもまもられもしないままに無数の問いをつむいでだから記してゆける
救いだとかつたなさ、耽るふうに焦がれて
ほどけもしないでやさしい魔法をそればかり終わらせようとした


もう二度とない夜だけをわたしたちはさがしているんじゃなかったかしら
忘れったがりのあなたはきっと、くりかえさないでさめたい夢だけ憶えてだからか空白で、明日なんてばかみたいにきれいでうんざりね、そういって世界をふるわせる
かかえるほどには絵空は青く、望んだとおりにささやかでした、死にたさの輪郭、いくつかの文字列、たそがれ、ゆびさきと、そういって、ひとりで

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