『Void』

わたしは呼ばれて夜、とかまどろみ、とか呼ばれて差しだすわたしをひかりと輪郭とを

記憶とか祈りとか秘密とかそうした言葉のあらわす痛みを理解はできない予測もきみにはできないけっして

切断されただいじょうぶさは信仰の度合いに応じてゆびさきにこぼれるゆらめくいつわるいつでもだからかしらうれしい

ぼくはわらったしあなたにほおにふれてもらいたかっただれにだっておこりうるさみしさとにがさをわすれないでいるために、えいえんは起動と停止をくりかえし気づくのはねこだけだってきみはわらってほおにふれてくれたぼくの、ぼくだけはわかりたかったしわかるようなつもりでいたしいたかったどうしても、けれどもやくそくなんて果たしようのない短さを与えられて理由はわからなかっただからわらって、ぼくはわらったしあなたはなかなかった、夕暮れのいつまでもつづいてくれたならよかった

箱庭、よこぎってたどりつくころには十分ねじれたあたしになれるのさいはてはきれいで論理だってこわれないし敷きつめられた空白なんてふくらんじゃってもうすこしだって待ってくれやしないのすきなのにしずかで、つたわる、つたわる、つたわればいいうそだってつたわれば、そしたらあなたはつたわらなくてもつたわるんだっていってくれるとわたしおもってて、だからつたわる、つたわる、つたわるの、ゆるやかに

ちいさなつつみがみのくしゃくしゃとちいさい、さえずるみたいな意味だったのかもしれない、ぜんぶがひとしくただしいことならがらすだまの薄くいろづいてずるい屈折に呪いを編みこむ理由もない、時間のするどさってやつからぼくはいまだにぼく自身をまもれないでいるのだけれどもおんなしようにまもれないできみはきちんとかなしいだから、つなげる、おわりはいらない

かぞえられる程度にははっきりと境界線があって、あたしたちはばらばらとちらかってたぶん星に似る
なんにもちっとも語れやしないでうるさいばかりの言葉がいいよ
だれにもひとりも肯定できないわたしの世界をうたえばいいよ
どこにだっているんだよくだらない遠さの透明な青に変換しちゃって砕いてさ、戻りもしないでそのくせきらめくふざけたみたいなさざなみの、ゆきわたる日のあらゆるいつかを忘れたくなんてなかったきみみたいな誰かがさ
願えばいいよばかみたく
きっと、おぼえてる

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