『ささら』

風絃かづる音沙おんさ路路みちみち曖昧あいまいくら
低木仰ていぼくあおいで言葉ことば輪郭りんかくもぬけ陽曳ひびきにいなぞるぼくたちはだからなんにもわらないうそ明日あすちかえってかざした


きみにあげればなんだってぼくはうれしい
とおりすぎたらぜんぶがゆめでいやだってうれしい
こわいんだったらうたえばいいよ


いはぎみたいなよる
つけまわしたのふたり
くほどきなら真理しんりだけ
それだけひろって端縫はしぬゆびもない


えないね
ばかみたい
れない世界せかいのあなたはさよなら


痕跡こんせきばかりでこいわずらえば
病層びょうそうめぐってちびと不在ふざい
自閉じへい包摂ほうせつまどろむ輪舞曲ロンド
形成けいせいするならあからせて
きみらの構成こうせいさぐっていた
ひきぬくあしさえ隠喩メタファきざ
もうおそいいまだって
まだはやいいつまでも


戯言けげんたわんだ呼気こき泡立あわだてば冥契めいけい
からっぽだなんてうそぶ月毎つきごと錯渺さくびょう
なんにもないってせよ


がく秩序ちつじょだって薄網うすあみひるがえあさしからないの
困迫こんぱくかたって落莫らくばくとおずる差異さいしかれさせやしないくらい大事だいじだなんてうのなら、あなた、肯定こうていされないことごとみんな、だれにもけないくさぐさみんな、甘雪あまゆきごしにもわらっててたらおしまいめかせてよかったかもね


ぼくらがいつにもすきなのは、ゆら、遠藍とおあいのつづらいてわずかばかりの残響ざんきょうおりふゆ自壊じかいした水底みなそこのたゆたってひかりのくくみこむいま、やかましくってしずかないまが、きみくらいには、きっと


まだすこしばかりうずくあおせんかれてゆく
転回てんかいこえの、ゆらめくてすらぼうじたみたいにわたしのかぞえた境界きょうかいならんでみこえる


ねえ、十六夜ためらいとにもかなでるまひるはありますか

コメント

  1. […] […]

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